秋の味覚『かぼちゃ』で髪も元気に!10月から始める美髪ケア習慣

10月になると、朝晩の空気がぐっとひんやりし、乾燥も少しずつ進んできます。
肌がカサつきやすいのと同じように、髪や頭皮もこの季節は乾燥ダメージを受けやすくなるため、「最近、髪がパサつく」「ツヤがなくなってきた」と感じるのは、気のせいではありません。

実は秋は、夏の紫外線ダメージの影響が表面化する時期でもあり、紫外線で弱った髪に乾燥が加わると、さらに傷みやすくなるのです。

そんな秋のヘアケアにおすすめなのが、季節の味覚“かぼちゃ”。 食卓に登場するだけで気持ちがほっこりする野菜ですが、実は髪や頭皮にとってもうれしい栄養がたっぷり含まれています。

今回は、そんな秋の食卓に大活躍のかぼちゃの栄養と、頭皮や髪に与える影響をご紹介します!

かぼちゃに含まれる美髪栄養素


かぼちゃは「美容野菜」と呼びたくなるほど栄養豊富。特に髪に役立つ成分をピックアップしてみましょう。

-1.βカロテン

体内でビタミンAに変換されるβカロテンは、強い抗酸化作用を持ち、細胞の老化やダメージを防ぎます。皮膚や粘膜の修復作用もあり、頭皮のうるおいを保つ働きがあるため、乾燥の季節にぴったり。
また頭皮が健康に保たれることで、髪の毛に必要な栄養が届きやすくなり、発毛・育毛をサポートします。

-2.ビタミンE

「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンEは、血行を促進して毛根まで栄養を届けやすくし、髪の生え変わりをサポートする効果が期待できます。
また活性酸素による毛根細胞のダメージを防ぐことで、白髪の進行を抑えることも期待できます。

プラスの知識!
βカロテン(ビタミンA)とビタミンEは、どちらも抗酸化作用を持ちますが、一緒に摂ることで酸化ダメージをより強力にブロックできます。

-3.食物繊維

直接髪を育てるわけではありませんが、腸内環境を整えることで栄養吸収をスムーズに。体の巡りがよくなることが、間接的に美髪につながります。

つまり、かぼちゃを食べることは「体の中からのヘアケア」。外側からのトリートメントと合わせると、より効果的な美髪習慣になりますよ。

美髪をつくる!かぼちゃの簡単レシピ


かぼちゃは料理のアレンジもしやすく、毎日の食事に取り入れやすいのが魅力です。美髪を意識するなら、こんなレシピがおすすめです。

-1.かぼちゃのポタージュ

かぼちゃを牛乳や豆乳で煮込み、少量のオリーブオイルを加えて仕上げます。オイルを加えることでβカロテンの吸収率がアップ。また、牛乳・豆乳のたんぱく質が髪の主成分であるケラチンの生成をサポートします。忙しい朝でも温め直すだけで栄養満点の一皿に。

-2.かぼちゃサラダ

蒸したかぼちゃにゆで卵やツナを混ぜてサラダに。タンパク質と一緒に摂ることで、髪の主成分であるケラチン生成をサポートします。マヨネーズで和えると、マヨネーズの油分がβカロテンの吸収率をアップ。お弁当にもぴったりな一品です。

-3.かぼちゃの煮物

昔ながらの家庭料理ですが、実は美髪食材。甘辛く煮含めたかぼちゃは油を使わなくても消化しやすいため、食欲のない日でも食べやすく、毎日の食卓に無理なく取り入れられます。

どのレシピもシンプルで、続けやすいのがポイント。
手軽に作れるレシピで、毎日のおいしい食事から美髪ケアを始めましょう!

海外で話題!パンプキンヘアマスクって?


実は海外の美容情報サイトやSNSでは、「パンプキンピューレ」を使ったヘアマスクが話題になることもあります。
たとえば、かぼちゃのピューレにヨーグルトやハチミツを混ぜ、髪に塗布してしばらく置くというもの。ビタミンや保湿成分を直接髪に届けるDIYケアとして人気です。

ただし、日本で食品を髪に塗るのは衛生面や片付けの手間を考えると少しハードルが高いもの。そんなときは無理に真似をしなくても、「かぼちゃは食べて内側から美髪に活かす」ほうが現実的で安心です。海外の美容法を参考にしつつ、自分のライフスタイルに合った取り入れ方を選ぶのがおすすめです。

かぼちゃと一緒に取り入れたい秋のヘアケア習慣


美髪のためには「食べるケア」と同じくらい「外側のケア」も大切です。秋は空気の乾燥が進みやすいため、髪の水分を逃がさない工夫をしましょう。

・保湿成分入りのシャンプー・トリートメントを選ぶ
・タオルドライ後は洗い流さないトリートメントでドライヤー等の熱ダメージをカット
・自然乾燥ではなく、ドライヤーでしっかり乾かしてから寝る

こうした基本のケアを守ることで、かぼちゃの栄養による「内側のサポート」と相乗効果が生まれます。

【まとめ】かぼちゃで心も髪もほっこりする10月に!


10月の食卓に欠かせないかぼちゃは、見た目も味も「秋らしさ」を運んでくれる野菜。
でも実は、それだけでなく“美髪を応援する栄養”もたっぷり含まれていることがわかりましたね。

乾燥しがちな秋は、かぼちゃ料理を楽しみながら体の内側から栄養をチャージし、外側からは丁寧なヘアケアを。 季節の恵みを取り入れることが、そのまま髪の美しさにつながっていくのです。

今年の秋は、「かぼちゃを食べる=美髪を育てる」という意識で、心も体も髪も元気に過ごしてみましょう!

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>> 暑さも終盤へ。季節の変わり目の必須ヘアケア!

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