
湿気に負けない!梅雨~夏のヘアケア裏技特集!
気温も湿度も上がり、少しずつ夏の気配を感じる季節になりましたね。
ファッションやスキンケアを衣替えするように、髪も夏モードへシフトする時期。
特に外では紫外線や湿気・汗による悩みが増え、室内ではエアコンで乾燥…とダブルでダメージを受けやすい状態です。
ケアはしっかりしていても、うねったり広がったり…髪の困りごとは絶えないこの季節は、気分も沈みがちですよね。
そこでいつものヘアケアにちょっと一工夫したり、とっておきの裏技を使う事で、湿気に負けないきれいなヘアスタイルをキープし、この時期を快適に過ごせるようになります。
今回は梅雨~夏にかけての髪のお悩み対策、湿気に負けない裏技についてご紹介します!
湿気に負けない工夫とコツ
梅雨の時期に髪がうねったり、広がりやすくなる原因は、髪の毛が湿気を吸収してしまうから。
少しの一工夫で、湿気に負けない髪を作ってあげましょう!
-1.ヘアケア編:“ベース作り”のコツ
①シャンプー前にヘアオイルの裏技!
え?オイルってシャンプー後に使わないとベタつかない?とビックリしてしまいますが、顔やボディにも使える純度・精製度の高いオイルなら、その後シャンプーをするため、油膜ではないしっとり感がほどよく残ります。
また、髪だけでなく頭皮にもマッサージするようになじませることで、古い脂質や角質を浮かせて取り除き、うねりやクセを改善し、健康な髪の育成にもつながるので、ぜひ試してみてください!
その後のシャンプーは良く泡立てて洗ってくださいね。
②シャンプー後は「タオルドライ&ドライヤー」でキューティクル密閉!
髪が湿気を吸い込むのは、キューティクルが開いているから。また濡れたままの髪は一番ダメージを受けやすい状態です。
タオルドライの後、すぐにドライヤーで乾かして密閉することで、ダメージを最小限にして、うねりを予防します。
暑い時期だけど温風と冷風をうまく使って乾かして!
③シリコン入りアイテムで湿気ブロック
「シリコン=悪」と思われがちですが、梅雨時期にはむしろ効果的!
シリコンが髪の表面をコーティングしてくれるので、湿気の侵入をブロックしてくれます。
保湿力・コーティング力の高いアウトバストリートメント・ヘアマスクで、「しっとりまとまる髪」をキープする事で、湿気&エアコン乾燥に負けない、夏仕様の髪へと衣替えしましょう。
④朝の寝グセ直しは「霧吹き+ドライヤー」でしっかりリセット
中途半端に濡らすと逆効果。髪は濡らすと結合が切れるので、自由にかたちを変えられるようになります。その為、広がりやすい髪は根本をしっかりめに濡らしましょう。
根元~全体を軽く濡らして→ブローするのが◎。
また、ヘアアイロン等を使う場合は、ヘアアイロン専用の洗い流さないトリートメントを付けて【完全に乾燥させてから】使用しましょう!
―2.スタイリング編:“仕上げ方”の工夫
①「クリーム+オイル」のW使いでうねり防止
湿気を防ぐには水分と油分のダブルコーティングが効果的。
まずヘアミルクやバームで水分を閉じ込め、その後、水分をしっかり弾いてガードしてくれるオイルでふたをするのがおすすめです。
②根本の立ち上げと、ドライヤーの「冷風仕上げブロー」
前髪やボリュームを出したいトップなどは、根元を上方向に軽く引っ張ってドライヤーでブロー。温風で整えた後に冷風でしっかり固定すると、湿気の影響を受けにくくなります。
→ その後にキープ力のあるスプレーで固定すると崩れにくい!
③「ペタッとしやすい前髪」にはパウダーを仕込む
おでこに近い前髪の内側(根元側)にフェイスパウダーや皮脂吸着パウダーを仕込むと、汗・皮脂でくっつくのを予防できます。
→無色透明なルースパウダーや、パウダー入りスプレータイプのドライシャンプーで根元の油分をオフしておくのもおすすめ!
また、おでこが皮脂でテカりやすい方は、スキンケア後にテカリ防止系の化粧下地をおでこに仕込むと、これだけでも前髪の貼りつき度が変わります。
④UVカットスプレーで髪と頭皮も日焼け対策
髪や頭皮の日焼けは、乾燥・カラーの退色・キューティクルの損傷、抜け毛などの原因となり、ダメージを受けた髪の毛はさらに広がりやすくなってしまいます。
外出時には、帽子や日傘と併用して、しっかり対策を!
―3.アレンジ編:“崩れにくくする裏技”
①まとめ髪は「濡れ髪風」で湿気をごまかす!
ヘアミルクやオイルを使ってしっかりまとめた濡れ髪風のお団子やシニヨンは、湿気があっても崩れにくく、おしゃれに見えます。
②三つ編みやねじりで動きをつける
湿気で広がる髪は逆にウェーブを活かしたアレンジが◎。
三つ編みやねじりでルーズにまとめれば、湿気でのボリュームも気になりません。
③帽子やヘアバンドをプラスして湿気対策&おしゃれに
髪の広がりをごまかしつつ、おしゃれ度もアップ!
湿気でどうにもならない日は、潔く「隠す」アレンジも賢い選択です。
番外編:ストレートアイロンの裏技
ヘアアイロンにティッシュを巻く裏技!
ストレートアイロンを使用して、崩れにくいきれいなストレートをキープする裏技をご紹介します。
ストレートアイロンにティッシュを巻いてスタイリングすると、髪の毛が滑り過ぎずアイロンに挟みやすくなり、さらに熱から髪を守りつつ、余分な油分を拭き取りながらスタイリングできるので、うねりやパサつきを抑えてさらツヤな髪に仕上げることができます。
・ヘアアイロンを使用する前は『熱保護の為の洗い流さないトリートメントの使用』『完全ドライ』は必須です!
・また、目の粗いコームで梳かしながらスタイリングすると熱が均一に通りやすくなります。
➡ティッシュを巻く手順
①まず、2枚重ねになっているティッシュを1枚にします。
②ティッシュの繊維の向きを確認し、繊維の向きに沿って半分に折ります。また、この時にツルツルの面が外側になるように折りましょう。
③ヘアアイロンをクシと見立てて、髪の毛が通る方向と繊維の向きに合わせます。
④ヘアアイロンにティッシュを巻きつけて、テープで留めます。この時、ヘアアイロンのプレートにはテープが付かないように注意しましょう。
⑤高温に設定し過ぎないよう注意し、いつも通りストレートアイロンでスタイリングします。
ヘアアイロンを通した髪の毛が熱くなりすぎず、さらにティッシュがクッションとなって程よい力でスタイリングできるので、さらツヤな仕上がりに!
まとめ
いかがでしたか?
梅雨は“湿気と仲良くなる”がカギ!
髪に湿気を吸わせないケア&スタイリング、湿気を逆手に取ったアレンジを活用すれば、梅雨でも快適&きれいに過ごせます。
ちょっとした裏技を味方につけて、髪の悩みゼロの梅雨を目指しましょう!
今回は以上です!
前回の記事はこちら!!
>> 5月病・梅雨のゆらぎ対策!心と髪を整えるセルフケア習慣