うねりを防ぐ!湿気に負けないヘアケア対策
蒸し暑い梅雨や夏の季節。。。
ジメジメして髪の毛がうねってしまい、ヘアスタイルも決まらず憂鬱になりますよね。
楽しいイベントも多いこの季節のお出かけに、うねり対策が気になるところ。
今回は湿気で髪の毛がうねってしまう原因と、それを防ぐ対策をご紹介していきます!
【目次】
蒸し暑い梅雨や夏に髪がうねる原因は?
-原因1:髪の毛は水分を吸収しやすい
雨の日や梅雨の時期に髪の毛がうねってしまう原因は、湿度の影響です。
髪の毛は、水分を吸収しやすい性質を持っているため、湿度の高い環境では水分を吸収し膨張してしまうことで、うねりやクセが生じ広がってしまうのです。
髪の毛の表面は「キューティクル」と呼ばれるうろこ状のタンパク質で覆われており、乾いているときは閉じていて、内部成分や水分を保つ役割をしています。
キューティクルが健康な髪は、外部からの湿気や水分もしっかりブロックしてくれますが、ダメージを受けキューティクルが剥がれた状態の髪は、乾いている状態でも汗や空気中の水分を吸収し、「湿気に弱い髪」になってしまいます。
-原因2:外部刺激によるダメージ
外的要因による髪へのダメージも、湿気で髪がまとまらなくなる原因となります。
●カラーやパーマによるダメージ
●ドライヤーやヘアアイロンなどによる熱ダメージ
●ブラッシングや枕によって生じる摩擦ダメージ
●日焼けによる紫外線ダメージ
●加齢による新陳代謝・頭皮のターンオーバーの低下
また、生まれつきのくせ毛は、髪内部にある親水性が高いタンパク質の配置バランスが直毛とは異なり、楕円形に膨張しているため、くせ毛となります。このようなくせ毛は「治す」ことはできません。
しかし原因を知り、対策をすることで、うねりにくくする方法はあるので 次の対策を参考にしてみてくださいね。
うねりを防ぐための対策は?
うねり・くせ毛を効率良く改善するには、シャンプー後の保湿ケアが決め手となります。
ここからは、雨の日や梅雨シーズンにおすすめのヘアケアのポイントをご紹介します。
-対策1:シャンプ―の選び方
アミノ酸系やベタイン系、タンパク系のやさしい洗浄力のシャンプーがベストです。
これらは洗浄力がマイルドなため、頭皮のうるおいを残しながらも、余分な頭皮の汚れや皮脂をしっかりと洗い落としてくれます。
また洗浄成分だけでなく、頭皮をケアしてくれる保湿成分・植物オイルが配合されているかも重要です。
手のひらでしっかりと泡立ててから、指の腹を使って頭皮や髪をやさしく洗いましょう。
-対策2:髪の保湿ケア
髪の乾燥を防ぐために、正しい保湿ケアを行いましょう。トリートメントやヘアマスクを使って髪の毛に潤いを与えることが大切です。
うねり・くせ毛は湿気を吸収しやすくなった乾燥ダメージ毛と同じ状態です。保湿・ダメージ補修効果が高いヘアトリートメントを選びましょう。
また、くせ毛を抑える効果が高いのはアウトバストリートメントです。髪の表面に膜を作り、湿気をブロックしながら、アイロンやドライヤーなどの熱からも髪を守ってくれるので、髪の広がりやうねりを効果的に抑えられます。ダメージがひどい場合は、両方使うのがおすすめです。
-対策3:しっかりドライ
湿度が高くなるとクセが出やすいので、シャンプー後は水分を含んだ状態で長く置かないことが鉄則!
濡れた毛を自然乾燥させると、うねったまま形が決まってしまうため、タオルドライ後の濡れた状態の髪に、熱から髪を守るヘアオイル等をなじませてから、ドライヤーで髪をしっかりと乾かしましょう。根元から手ぐしを通し、軽く髪を引っ張りながら乾かすとくせ毛を目立ちにくくできます。
また、仕上げに低温や冷風モードを使用する事で、キューティクルを引き締め髪を傷めることなく乾かすことができます。
-対策4:スタイリング剤の使用
湿気に負けない効果のあるスタイリング剤を使用しましょう。
特に、「くせ毛・ダメージ毛・広がる髪用」などは湿気による広がりやうねりを防いでくれます。また、スタイリングドライヤーや、ヘアアイロン等を使う前に、髪が完全に乾いていることを確認しましょう。
-対策5:ヘアスタイル
湿気の多い日や場所では、髪をアップにまとめるなど、湿気による広がりを最小限に抑えるヘアスタイルを選ぶことが有効です。ヘアバンドやヘアピンを使って髪をまとめることもおすすめです。
いかがでしたか?
これらのちょっとしたヘアケアを実践することで、湿気に負けずに髪をコントロールすることができます。 今回、紹介した選び方やヘアケア方法を参考に、うねりやくせ毛を防いで梅雨や夏のジメジメ時期を、少しでも明るい気分で乗り切りたいですね。
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夏本番!頭皮のベタつき・ニオイの原因と対処法
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