プロが教える!ヘアアイロンをする前のベース作りとは?

「ヘアアイロンをしてもあまりきれいに仕上がらない…。」「きれいにヘアアイロンでセットしてもすぐに落ちてしまう…。」なんて経験はございませんか?
それ、もしかしたらヘアアイロンをする前のベース作りがしっかり出来ていないからかもしれません!!
今回はヘアアイロンをする前に大切な髪の毛のベース作りについてプロのヘアメイクアーティストである筆者がこっそり教えちゃいます!

この記事を監修する専門家
池田眞美子 さん

ヘアメイクアーティスト / 美容ライター
池田眞美子 さん

ヘアメイクとして独立後、美容ライターとしても活躍中。
メイク、スキンケア、ヘアケアなど様々な分野での記事を執筆し、ヘアメイクならではの視点で「美容+a」の情報を発信している。

髪の毛を痛める原因はヘアオイルを使うタイミング?

髪の毛を痛める原因はヘアオイルを使うタイミング?

ヘアアイロンをする直前にヘアオイルをつけている人いませんか?
実はこれNG行為で髪を余計に痛めてしまう可能性があります!!
ヘアオイルには「シリコン」が配合されている可能性があり、そのシリコンがヘアアイロンの熱で癒着してしまい髪のダメージにつながってしまうことも。
もしヘアアイロンの直前に使うのであれば「ノンシリコン」のヘアオイルを使う事をおすすめします。
また「シリコン」が悪役のように言われてしまうことが多いですが、シリコン自体は髪の指通りを滑らかにしてくれる有効成分です。
商品によってはドライヤーの熱で髪を補修する成分も含まれており、濡れた髪に使うことでダメージケアをすることができます。
シリコン入りのヘアオイルを使う場合は前日のお風呂上りの濡れた髪に使うと翌朝のスタイリングに備えることができるのでぜひ試してみてくださいね。

ヘアオイルをつける女性 イメージ

ヘアオイルを使う場合は前日のお風呂上りの濡れた髪に

アイロンに合わせてスタイリング剤を選んで。

アイロンに合わせてスタイリング剤を選んで。 イメージ

使いたいヘアアイロンに合わせたスタイリング剤を使うのもとても重要です。
ストレートタイプのヘアアイロンを使う場合はストレートをキープするスタイリング剤、カールタイプのヘアアイロンを使う場合は巻き髪用のスタイリング剤を使うことでセット力がグンと上がります。
またヘアアイロンを使った後にセット力をキープするヘアスプレーも使うと◎。
さらさら髪になりたい人はグロススプレーなども髪にツヤをだしてくれるのでおすすめです。

ヘアアイロンを使う前はブラッシングもとても重要です!

ヘアアイロンを使う前はブラッシングもとても重要です! イメージ

ヘアアイロンを使う前に皆さんはしっかりブラッシングをしていますか?
意外と見落としがちなのがこのブラッシング。
ブラッシングの効果としては『髪の絡まりをなくす』、『髪の毛の毛流れを整える』、『頭皮のマッサージ効果』等々とても髪に重要な役割を担っています。
またブラッシング用に使うヘアブラシもとても大切。
静電気を防止してくれるヘアブラシやキューティクルを整えてくれるブラシなど色々な商品があるので自分にあったヘアブラシを見つけてみてくださいね。

ブローをすることでさらにプロが仕上げたセットのように。

ブローをすることでさらにプロが仕上げたセットのように。 イメージ

ブローをすることでキューティクルが揃い、髪の毛全体にツヤを出すことができます。 また根元の癖をとることができ、ヘアデザイン本来の良さが発揮されます。
ブローは形状記憶をしていくセット方法で温風と冷風を交互に当てていくことで崩れにくいセットをすることが可能になります。
「ブラシを使ってブローをするのが難しい…。」なんて人はハンドブローだけでも◎。
髪を全体的に濡らして髪を軽く引っ張るように乾かしていくとある程度の癖もとれてツヤを出すこともできます。

普段からのヘアケアも大切に。

普段からのヘアケアも大切に。 イメージ

ヘアアイロンを普段から使っている人は日々髪にダメージが蓄積されていきます。
普段から使うシャンプーやトリートメント、アウトバストリートメントなどで髪のケアも念入りにしていくことがとても大切です。
特に毎日使うシャンプーやトリートメントも成分にこだわると◎。
頭皮や髪質や髪のお悩みによって選ぶべきシャンプーは変わっていきます!
成分についての解説も軽くしていくのでぜひ自分に合いそうな成分のシャンプーを見つけてみてくださいね。

《アミノ酸系》
程よい洗いあがりで頭皮の皮脂を残しつつ頭皮環境を保ってくれる洗浄成分です。
乾燥肌~普通肌など多くの肌質に対応できる洗浄成分です。
「ココイル〇〇」、「ラウロイル〇〇」などの表記があるものは安心して使えるアミノ酸系シャンプーです。

《せっけん系》
天然由来の成分で洗浄力が高めですが肌に優しいのが特徴です。
オイリー肌だけど敏感肌という人におすすめの成分です。
「脂肪酸Na」、「脂肪酸K」、「石けん素地」などと表記されています。

《高級アルコール系》
脱脂力と洗浄力が強く、皮脂が多く出やすい人におすすめの成分。
ただ毎日使っていくと頭皮の乾燥のもとになるので注意が必要です。
また高級アルコール系シャンプーにはシリコンが配合されている場合が多いので、シャンプー後も滑らかな毛触りになりますが頭皮の毛穴に詰まってしまう可能性も。
「ラウレス硫酸」、「ラウレル硫酸」などの表記は高級アルコール系シャンプーです。

キラキラした女性の イメージ

普段使いのシャンプーやトリートメント、
アウトバストリートメントなどで念入りにケア

いかがでしたか?
今回はヘアアイロンを使う前のベース作りについてお送りしていきました!
アイロンを使ってもうまくセットできない人は、もしかしたらベース作りができていないのかもしれません。
ぜひ今回ご紹介したベース作りを試してみてくださいね。

今回は以上です!

次回の記事はこちら!
>> 「アミノ酸シャンプー」の正しい使い方【前編】

前回の記事はこちら!!
>> 正しく行えば吉!やり方を誤れば凶にもなる頭皮マッサージ

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