それ、ダメージの原因かも!?髪に悪いNG習慣4つ
知らず知らずのうちに何気なく続けている習慣が実はNG習慣だったということがよくあります。髪にとってはどのような習慣がNGなのでしょうか。今回は、髪に悪いNG習慣をご紹介しますので、当てはまるものがないかぜひチェックしてみてください。
美容ライター / 美容研究家
遠藤幸子 さん
アットコスメ公認ビューティストに認定されたことを足掛かりに美容ライター、エイジング美容研究家としての活動をスタート。
ウェブや雑誌などに美容コラムを執筆する傍ら、テレビやラジオ、新聞、雑誌などのメディアやコスメブランドの広告などへの出演、執筆も行う。
いつまでもキレイでいたいと願う女性に向けてコスメや美容情報などを日々発信中。
頭皮にも髪にも紫外線対策は行わない
毎日顔やボディにはしっかりと日焼け止めを塗り、サングラスや日傘なども併用して紫外線対策を万全にしている方でも頭皮や髪への紫外線対策は行っていないという方が多いのではないでしょうか。
しかし、頭皮や髪にも紫外線は容赦なく降り注いでいます。しかも頭皮や髪は身体の中で最も太陽に近く、頭頂部は太陽の方向に向いています。そのため頭皮が浴びる紫外線の量は肌の3倍以上とも言われています。それだけに紫外線に対して無防備でいることはとても危険です。
頭皮が紫外線の影響を強く受けると、頭皮が乾燥したり、硬くなったりします。そういったダメージが蓄積されると髪の成長に悪影響を及ぼし、抜け毛や薄毛に繋がります。
また、頭皮が紫外線のダメージを受けることによって荒れてしまったり、痒みが出たりすることもあります。
髪が紫外線の影響を強く受けると、パサつきやごわつき、髪色の変化などを引き起こすことになります。
そのため頭皮や髪にも日焼け止めを塗り、日傘や帽子なども併用しましょう。頭皮や髪に使用する日焼け止めはスプレータイプが便利です。ただし、白くなりにくく髪がきしみにくいものを選ぶことが大切です。
洗浄力の高いシャンプーを常用する
私たち日本人は洗い上がりがすっきりするシャンプーを好む傾向にありますが、洗浄力の高いシャンプーは頭皮や髪の乾燥を招くなどして頭皮や髪にダメージを与える傾向にあります。
特に市販の安価な商品に多い高級アルコール系のシャンプーは、泡立ちがよく洗浄力が高いことに加え脱脂力も強いという特徴があります。そのため頭皮や髪にとって必要な潤いが奪われてしまう可能性があります。また、頭皮や髪に刺激を与える恐れもあります。
そのため頭皮や髪への負担を軽減しながら汚れや余分な皮脂をしっかり落とすことができるアミノ酸系のシャンプーを使うのがおすすめです。
髪が湿った状態で寝る
濡れている状態の髪は摩擦に弱く、ダメージを受けやすい状態です。それにも関わらず自然乾燥やドライ不足などで髪が湿った状態のまま寝てしまうと摩擦が起き、髪の傷みに繋がります。
タオルドライの際にも注意が必要でゴシゴシ擦るのは厳禁。吸収性に優れたタオルで軽く水気を取り、できるだけ早くドライヤーで髪を乾かしましょう。
手早く乾かしたいならタオルを使いながらドライヤーを使うのがおすすめです。髪をいくつかのブロックに分け、髪にタオルを当てその反対側からドライヤーで温風を当てながら髪を乾かしましょう。そうすることで髪の水分がタオルに吸い込まれることになり、ドライヤーのみで乾かすよりもスピーディに乾かすことができます。
ドライヤーやヘアアイロンなどを使う際に何も髪に塗らない
ドライヤーやヘアアイロンなどの熱を髪に加える行為はダメージを引き起こすことに繋がります。それにも関わらず何も髪に塗らずにドライヤーやヘアアイロン、コテなどを使用するとダイレクトに熱ダメージを受けて髪を痛めることに繋がります。
ドライヤーやヘアアイロン、コテなどを使用する際は熱から髪を守るケアアイテムを塗ってから使用しましょう。
このほか、使用することで逆に髪が潤ったりきれいになったりするようなドライヤーやヘアアイロン、コテなども販売されています。そういった商品を利用するのもおすすめです。
いかがでしたでしょうか。今回は、髪に悪いNG習慣をご紹介しました。当てはまるものがあれば今すぐに見直し、美髪のためにできることから始めましょう。
今回は以上です!
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