夏のヘアカラー綺麗に保とう!カラーケア対策について~前編~

日差しが強くなる季節。
明るい日差しと共にアクティブライフが楽しみになりますね。

しかし、海やプール・アウトドアアクティビティなど、夏ならではの楽しみが増える一方で、ヘアカラーにとっては厳しい季節でもあります。紫外線や強い塩素、汗などが原因で、ヘアカラーが抜けやすくなる季節でもあるのをご存知ですか?

せっかく楽しい季節なのに、髪の色が褐色してしまったら残念ですよね。ではどうすれば美しい髪色を保てるのでしょうか?
今回は、夏のカラーケアに役立つポイントを詳しくご紹介します。

夏にヘアカラーが抜けやすくなる理由


―1.紫外線

夏は日差しが強く、紫外線が髪にダメージを与えます。
紫外線(特にUV-AとUV-B)は、髪に含まれる染料の分子を分解・破壊します。さらに髪の表面を覆うキューティクルを開かせ、内部にある色素が流出しやすくなると、褐色や色褪せが進行してしまいます。
また、紫外線は酸化反応を引き起こしやすい為、酸素と紫外線が結びつくことで、髪の中の染料が酸化し、メラニンを分解させるため、髪が元々持っている色素までも褐色させてしまいます。

―2.海水やプールの水

海水に含まれる塩分やプールの水に含まれる塩素が髪の毛を乾燥させ、髪の色素を分解します。また、髪が常に湿った状態になることでキューティクルが開き、カラーが流出しやすくなります。
またプールの塩素水はアルカリ性の為、髪のpHバランスが乱れキューティクルが開き染料が流れてしまい、その結果、ヘアカラーが褐色しやすくなります。

―3.汗や皮脂

夏は気温が高く、汗や皮脂の分泌が増えます。
汗は通常弱酸性(pH4.5~5.5)ですが、大量に汗をかくと髪や頭皮のpHバランスが乱れ、汗には塩分やさまざまなミネラルが含まれているため、アルカリ性に傾くことがあります。
アルカリ性の環境は髪のキューティクルを開かせ、染料が流出しやすくなるため、髪色が褪せやすくなります。
また、頭皮から分泌される皮脂が髪に蓄積すると、汚れや細菌が繁殖しやすくなり、酸化した皮脂が髪に付着すると、染料が分解されやすくなります。

―4.頻繁なシャンプー

汗や皮脂を洗い流すためにシャンプーの回数が増えると、髪の毛からカラーが落ちやすくなり、髪色が褪せる原因となります。

このように、夏は著しくヘアカラーが抜けやすく、知らず知らずのうちに髪の毛が褐色してしまう環境にあります。


カラーケアが重要な理由とは?


カラーリングした直後は、キューティクルが損傷しやすくなり髪にダメージを与えてしまいます。特にブリーチや強い染料を使用したヘアカラーは、とてもダメージを受けやすい為、念入りなケアが必要です。
適切なカラーケアは、ヘアカラーの色持ちが良くなり、カラーリングの頻度も減らせるため、髪へのダメージを軽減できるだけでなく、コストも削減でき良いことづくめです。


落ちにくい色味は?
暗めのカラー剤は色落ちしにくい傾向にあり、明るめのカラー剤と比べて色素が多く含まれているため、色落ちするまでの時間が長くなるとされています。
また色持ちが良いとされている色は、日本人の髪に定着しやすいベージュ系・バイオレット系・ブラウン系です。
ヘアカラーを頻繁にしたくない、長持ちさせたいと考えている方は、この3つの色味をベースにしたカラー剤を選択すると良いでしょう。

日頃のカラーケアを怠らず、カラーのくすみや髪のパサつきを防ぎながら、艶のある柔らかい綺麗な髪色を長持ちさせて、さらに美髪を目指しましょう。


前編は以上です!
夏はヘアカラーが抜けやすくなる要因となる環境だという事がわかりました。また、そんな環境だからこそ日々のカラーケアを行う事で、少しでも綺麗なカラーを長持ちさせてダメージの軽減を図ることが重要です。

次回は、具体的なカラーケアの対策をご紹介します!



次回の記事はこちら!
>> 夏のヘアカラー綺麗に保とう!カラーケア対策について~後編~  

前回の記事はこちら!!
>> 夏バテ防止や疲労回復だけじゃない!ウナギの頭皮・美髪効果とは!?

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