カールアイロンの正しい使い方【後編】

前回からの続き。>> 前回の記事はこちら
アイロンに髪を巻き付けて、髪にゆるやかなウエーブやカールをつけるカールアイロン。美容院で仕上げてもらったときのような、艶があるステキな仕上がりにするコツを美容室専用メーカー・クレイツの木下さんに教えてもらいました。

この記事を監修する専門家
木下 さん

クレイツ
木下 さん

美容専門学校卒業後、有名人もお忍びで通う都内ヘアサロンにて約5年勤務。その後、総合美容商社を経て、2014年に株式会社クレイツへ入社。プロフェッショナル事業部へ配属となり、全国の理美容室様へ向けた提案営業でご活躍中。

つけたいカールのイメージは太さによって変える

つけたいカールのイメージは太さによって変える イメージ

カールアイロンには、さまざまな太さのものがあります。例えば、クレイツの「カールプロSR」には、直径が26〜45㎜という大きいものまであります。

その太さは、髪の長さや、仕上げのデザインで変えて使うことになります。直径が小さいものは細かいカールにしたい時に向いていますから、トップを立ち上げたい時やショートヘアー向きです。

一方、直径が大きければ大きなカールになります。ミディアムヘアを内巻きにしたい時やロングヘアを縦ロールにするなどが向いています。

さまざまな太さのカールアイロン イメージ

つけたいカールの大きさなど、
カールアイロンの直径によって仕上がりが異なります。

美容師さんの巻き方を真似しようとして、火傷をしてしまったという方もいるのでは?美容師さんのテクニックを真似するには、少々訓練が必要かもしれません。YouTubeなどで巻き方講座のようなものもあるので、それらを見て練習してみるといいでしょう。

自宅でカールアイロンを使うとき、火傷をしないためのちょっとしたコツがあります。それは、鏡の中の自分を見ないこと。鏡に映る自分はYouTubeなどの画面で見るものとは左右が逆になります。

髪をつかんだ手と、カールアイロンからそこまでの距離感は、案外わかるものです。鏡を見ないで使うようにしてみてください。

カールアイロンの前には髪に何もつけない

カールアイロンの前には髪に何もつけない イメージ

カールアイロンは、髪の毛を乾かしたらそのすぐ後に使います。お風呂の中で使うトリートメントや、洗い流さないトリートメントなどをつけてからでもいいですが、基本は乾かしてから。

ワックスなどのスタイリング剤を塗ってから、カールアイロンを使うのはNGです。

ヘアアイロン前の使用NG イメージ

カールアイロンは「髪を乾かしてから使う」と言ったように、もしも髪を湿らせるようなケア剤を使ったなら、もう一度ドライヤーで乾かしてからカールアイロンを使うようにしましょう。

また、保湿剤やスタイリング剤などをつけるのは、カールアイロンを使った後にすることです。

カールアイロンの選び方

カールアイロンの選び方 イメージ

美容師さんたちの仕上げのように、短時間で美しく仕上げるには、アイロンを選ぶことも大切です。

電気を入れた後、温まる時間が速く、冷たい髪に当てても温度の復旧が早いものは、温度のムラが少ないため、短時間で、髪に対するダメージも少なく仕上げられます。

素早い温度上昇 セラミック加工 ラバー加工 イメージ

自分の髪質や髪の量に合わせたアイロンを選ぶことが大切です。

そして、軟毛(猫っ毛)の髪質には、セラミック加工のものを使うことで、滑らかに髪を滑らせることができて、しっかりとセットすることができます。

硬い髪や量が多いなら、カールがつきにくいので、ラバー加工がしてあるカールアイロンを使うことで、短時間でカールをつけることができます。

そして、軟毛(猫っ毛)の髪質には、セラミック加工のものを使うことで、滑らかに髪を滑らせることができて、しっかりとセットすることができます。

今回は以上です!

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>> ストレートアイロンの正しい使い方【前編】

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>> カールアイロンの正しい使い方【前編】

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