カールアイロンの正しい使い方【前編】

アイロンに髪を巻き付けて、髪にゆるやかなウエーブやカールをつけるカールアイロン。美容院で仕上げてもらったときのような、艶があるステキな仕上がりにするコツを美容室専用メーカー・クレイツの木下さんに教えてもらいました。

この記事を監修する専門家
木下 さん

クレイツ
木下 さん

美容専門学校卒業後、有名人もお忍びで通う都内ヘアサロンにて約5年勤務。その後、総合美容商社を経て、2014年に株式会社クレイツへ入社。プロフェッショナル事業部へ配属となり、全国の理美容室様へ向けた提案営業でご活躍中。

髪を乾かしてから使用

髪を乾かしてから使用 イメージ

美容院などでカールアイロンを使ってセットをしてもらうと、髪をゆるやかにウエーブさせたり、上品な縦ロールを作ることができ、女子力がアップします。

そんなカールアイロンを自宅で使用する時に注意するのは、髪を完全に乾かした後で使用すること。これを必ず守ってください。

カールアイロン使用 イメージ

それというのも、髪のキューティクルは濡れた状態では開き、乾くと閉じます。ですから、濡れた状態でカールアイロンを使うと、キューティクルが剥がれてしまったり、髪内部にダメージを与えることに。

髪が乾いている状態でも、健康な髪なら髪内部に12〜15%の水分が保たれていますから、この水分をカールアイロンで数%飛ばすことで、髪にウェーブやロールをつけることができます。

髪を乾かしたらブラッシング イメージ

髪をほぐすとカールアイロンの熱を
髪全体に均一に行き渡らせ、ツヤを出す効果も!

髪を乾かしたなら、絡まりやほつれを取り除くため、ブラッシングを忘れずに。髪をほぐすことで、カールアイロンの熱を髪全体に均一に行き渡らせ、ツヤを出すことができます。

髪を傷ませない温度と時間

髪を傷ませない温度と時間 イメージ

次に、髪を痛めないためのカールアイロンの温度と、髪に当てておく時間との関係ですが、これは髪質や髪のダメージ具合などによりそれぞれなので、一概には言えません。

カールアイロンの種類にもよりますが、クレイツの「カールプロSR」という商品では120〜210℃まで温度設定ができます。美容室などでは、美容師さんがお客様の髪質を見極め、あとはスタイルを選んで温度設定をしています。

冷えている髪に当てた場合、カールアイロンは約50℃ほど熱が下がります。そのため、髪を傷めまいと最初から100℃前後の低音で当てると、ウエーブやカールがつきにくく、その分当てる時間が長くなって、髪に余計、負担をかけることになります。

髪に負担がかかる イメージ

まずは、150〜160℃に設定して、3秒ぐらいを目安に、自分の髪質や、そのときのダメージの具合によってピッタリの温度や時間を探してみることをオススメします。

今回は以上です!

次回の記事はこちら!
>> カールアイロンの正しい使い方【後編】

前回の記事はこちら!!
>> 洗い流さないトリートメントの正しい使い方【後編】

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